朝に　みんなと　とおる道
　田んぼも畑も　いつものとおり
　夕方　みんなと　かえる道
　山も川も　いつものとおり
　ちょっと　よそ見をしてみると
　ちっちゃな花が　さいている
　前だけ見てても　わからない
　上だけ見てても　みつからない
　ちょこっと　うしろを向いてみる
　ちょこっと　とまって下を見る
　春が　あそこで　わらってる
　みんなに　見られてわらってる

　子どもたちは、町探険などの学習で地域に出かけていきます。普段から目にし、耳にしているものを見つめなおし、何かを感じます。
　季節ごとに変わりゆく景色、通学路にそっと咲く野の草花、耳を澄まさなければ聞こえてこない小鳥や虫の声などを通して、身近にある自然や命について考えることができます。