世界のトヨタとして有名なトヨタ自動車の「カイゼン」という言葉は、外国でも通用する言葉となりました。そのトヨタでは、片付けの文化が根づいているといいます。整理整頓をしっかりやることで、作業の無駄がなくなり、効率が上がるということです。整理は、いるものといらないものを仕分けること。整頓は、必要なものを必要な時に必要なだけ取り出せることだそうです。
　学校でしたら、昇降口の子どもたちのくつ・ロッカーの中や机の中。家庭ならば玄関にある履物・子どもの学習や生活スペース。これらがきちんとしていれば、子どもたちの心は安定し、学習に集中できる状態といえます。物の大切さや必要性について、今一度考えることは、心を磨くことでもあると思います。
　私も少し余裕のできたとき、校長室の中や机の上を整理整頓してみたいと思います。