２月２８日

■エッセイ記念日■

　１５３３年のこの日、フランスの思想家、ミシェル・ド・モンテーニュが誕生しました。モンテーニュは、エッセイの原型として名高い書物『随想録（エセー）』を書いた人です。エッセイとは、自分の考えや体験などを自由な形式で書いた文章のことで、随筆（ずいひつ）、随想（ずいそう）ともいいます。

【コラム】

　日本でも古くから多くのエッセイが書かれてきました。なかでも、平安時代に宮中でつかえた清少納言（せいしょうなごん）の『枕草子（まくらのそうし）』や、鎌倉時代ごろ活躍した鴨長明（かものちょうめい）の『方丈記（ほうじょうき）』、吉田兼好（よしだけんこう）の『徒然草（つれづれぐさ）』が有名です。