心に響く言葉かけを
- 公開日
- 2018/02/27
- 更新日
- 2018/02/27
桑野小の今
学校には、地域の方々から情報が寄せられてきます。その多くは、地域での子どもたちの遊びに関するものです。地域の方々の、子どもたちをよい人間にしたいという願いが伝わってきます。
学校では、情報を受けたときは、その情報に関係のある子の学年と氏名と、情報を寄せてくださった方の氏名と連絡先を確認することにしています。ほめるにしても注意するにしても、的確で迅速な対応ができるからです。
情報を寄せてくださった方の氏名と連絡先を聞いておくと、後で感謝の気持ちを伝えたり、指導後の結果を報告することができます。
学校では、まず情報を受け取るとそのことが事実かどうか確かめます。よい行為の場合は、学級や学年集会・全校集会などで話題にして賞賛します。悪い行為の場合は、その行為がなぜ悪いのかを、その子に理解できるように指導します。
決してその子が憎くて責めるのではありません。その子が悪いことを繰り返さないためにはどうすればよいかを、その子といっしょに考えていくのです。
子どもたちは、さまざまな失敗を繰り返しながら一人前の人間として成長していきます。心を育てる教育は、子どもと一緒に失敗を見つめ直すところからはじまります。
学校でも、家庭でも、地域でも「失敗は成功のもと」「罪を憎んで人を憎まず」を基本にして、心に響く指導に心がけていきたいと考えています。その大前提が指導する側の子どもの心に響く言葉がけです。教師も保護者のみなさんも地域の方々も、お互いに協力して子どもの健やかな成長のため共に連携を深めていきましょう。