２月１９日

■強制収容を忘れない日■

　１９４２年（昭和１７）年のこの日、アメリカに住む日系アメリカ人が、アメリカ政府によって強制収容所に送られることが決まりました。太平洋戦争がはじまって約２か月後のことでした。取り決めにしたがって、約１２万人の日系アメリカ人が、敵国の人間としてアメリカ西海岸やハワイの一部地域から立ち退きを命じられ、アメリカ国内の約１０か所に設けられた収容所に強制的に入れられました。このことについて、１９８８（昭和６３）年にはアメリカ政府が、強制収容された日系アメリカ人に対して謝罪を行い、補償金をはらうことを決めました。