予定通り行われる対話 子どもが求めている対話
- 公開日
- 2017/12/06
- 更新日
- 2017/12/06
桑野小の今
休み時間に子どもたちの話に何気なく耳を傾けました。
「Aちゃんのいっていることって、どういうこと?」
「いやそうじゃなくてさ」
「えっじゃこういうことかい」
「だとしたらこれも考えられるよね」
「ちがうちがう。いいかえるとね・・・」
このような一往復半以上の子どもたち同士の互いのやりとりが続きます。
一人二人と周りの子どもたちも加わりはじめます。
話を始めた子は、伝えるのに苦慮している様子ですが、それでも笑顔いっぱいでお互いのあいまいさを楽しんでいます。
研究授業を参観しての子どもたちの言葉のやり取りは、伝えたいことが一度ではっきりする場合が少ないようです。だから何度も話します。ちがう言葉で置き換えて話したりもします。さらに、友達の声を聴きたくなります。かかわりたくなります。
子どもたちが本当にやりたい対話は・・・。
最初は曖昧でも、対話している行為そのもの、瞬間瞬間こそが大切だと思います。
大人もそうだと思いますが、人は曖昧であればあるほどコミュニケーションをしようとします。