命の大切さ
- 公開日
- 2017/09/12
- 更新日
- 2017/09/12
桑野小の今
懸念されていました夏休み明けの子どもの自殺が相次いでいます。
保護者の方々は、「うちの子は違う」という固定概念を捨てて、もし危ないと思ったら安全第一で動いてほしいと専門家は訴えています。
この自殺の背景には、
○ それまでのゆったりと流れていた時間や生活環境に断層が生じ、精神面での不安を生みやすいこと。
○ 昨今は、生の持つ重みが以前よりも見えにくくなってきていること。
(ゲームやテレビなどを通して、仮想の死を日常的に体験する機会が多く、生を実感としてとらえにくくなっている)
○ SNSなどを通じたコミュニケーションの在り方が、個としての温かさにふれる機会が減り、命に対する感受性の希薄さや死生観の変容につながっていること
※ 内外教育から引用
文部科学省のマニュアルによりますと、自殺直前のサインには
○ これまで関心のあった事柄に興味を失う
○ 成績が急に落ちる
○ 不安やイライラが増し、落ち着きがなくなる
○ 健康や自己管理がおろそかになる
○ 友人との交際をやめて引きこもりがちになる
などが例示されています。
かけがえのない命のおもさをしっかり感得できる教育活動の充実に取り組んでいきたいと思います。