合唱部のみなさん、県大会出場、そして、奨励賞受賞おめでとうございます。そして音楽コンクールでの優秀賞すばらしかったですね。

　みんなでがんばった夏休みの練習。そして、その後に食べたさしいれの味。
　「何十人もの人間が心をひとつにして、ひとつのことをやりとげる」人間にとって、これほどすばらしく、そして、何よりもむずかしいことはないはずです。やっぱり人間一人じゃないと思います。先生がいて、仲間がいて家族がいて、自分がいて、そしてそのほかたくさんの人々がいてくれるからこそ、生きていけるのであって、そして、そうだからこそ感謝という心が生まれ、よりすばらしい音楽を生み出すものだと思います。これは音楽に限ったことではなく、全てのことでもそうだと思います。

　それほど、合唱部での活動は、素敵なものだったんだと思います。
　合唱部のみなさんも、いずれそう思う時が絶対あると思います。また、それと同時にたくさんの苦い後悔も思い出されると思います。だから、みなさんも、その何かに没頭できる貴重な時を、一つ一つ大切にして、精一杯、合唱に、運動に、勉強に頑張ってください。そして、全てのものに感謝することの大切さ、美しいものに出会える喜び、美しい音楽をたくさんの人にとどけられる幸せを感じてください。

　一つ一つの言葉に心をこめて、聞く人の心に幸せを届けられるよう精一杯歌ってきた合唱部の子どもたち。
　６年生の子どもたちにとっては最後の大会。４、５年生の皆さんも素敵な６年生やすばらしい小倉先生、そして、合唱担当の山川先生、山田先生、草野先生、渡部先生、伴奏の石森さんと共に心をひとつにがんばりましたね。