新聞記事より
- 公開日
- 2017/04/20
- 更新日
- 2017/04/20
桑野小の今
全国紙のV0iceで考えさせられる記事が載っていましたので紹介します。
さらに大勢の目で児童を守らねば
千葉県我孫子市でベトナム国籍の小学3年生の女の子が遺体で見つかった事件で、死体遺棄の疑いで男が逮捕された。男は、女の子が通う小学校の保護者会の会長を務め、通学路の見守り活動にも参加していたと報道で知り、ショックを受けた。
男は、黙秘しているそうだが、容疑が事実であれば、地域社会、とりわけ子どもたちへの裏切り行為に他ならない。私は、学生時代から地元の子どもたちを見守る防犯パトロール活動に参加している。地域の人たちの見守り活動を支えているのは、児童たちを少しでも危険から守りたいという使命感だ。子どもたちも信頼してくれている。
だが、今回、見守り活動もしていた男が逮捕されたことで、我々の活動に、不信の目が向けられないか気がかりだ。この事件は、残念だが、活動のあり方に一石投じたと思う。
悪意を持った人間が活動に参加していても、社会貢献活動をしている以上、見破るのは難しい。ならば、見守る目を増やせないか。私は、通学路沿いの企業の人たちに協力してもらえないかと考えている。下校時間だけでも、仕事の合間に通学路に立ってもらえれば十分だ。大勢の大人の目が、子どもたちを守ることにつながると思う。