学校生活の様子

3年 どう読めばいいのかな?

公開日
2024/10/03
更新日
2024/10/02

3年生

  • s-IMG_3008.jpg
  • s-IMG_3012.jpg
  • s-IMG_3003.jpg

https://koriyama.schoolweb.ne.jp/0710019/blog_img/54163331?tm=20241002154823

https://koriyama.schoolweb.ne.jp/0710019/blog_img/54163332?tm=20241002154823

https://koriyama.schoolweb.ne.jp/0710019/blog_img/54163333?tm=20241002154823

 ちいちゃんのかげおくりの「三」の場面。ちいちゃんは、お母さんやお兄ちゃんとはぐれ、こわれかかった暗いぼうくうごの中でねむりました。その時、ちいちゃんが言った「お母ちゃんとお兄ちゃんは、きっと帰ってくるよ。」この部分をどう音読したらいいかが、今回の「学びの対象」でした。文中や行間から「きっと」を強調して読む子がほとんどでした。そこには、「おじさんの話を信じている」「絶対会えると思っているから」「お母さんやお兄ちゃんに会いたい気持ちが強いから」などの理由が出されました。なるほど、なるほど。ある子が「帰ってくるよ」の「よ」を「よ」(↑)と語尾を上げて音読しました。「どうして?」「語尾を上げることで、自分自身を元気づけたいから!」「あっ!それ分かる」「分かる」「ぼくもそう思う。」「〇〇が悪くて叱られるかもと落ち込んでいたけど、きっと怒られないよ!(↑)と、自分で自分を励ました時がある。」「わたしもやったことがある。」「ちいちゃんも、自分を元気づけたかったと思う。」文章の中に書いてありませんから、この読みが正解とは言えません。でも、多くの子が納得する「納得解」であると言えます。一人の考えをきっかけとして、学びの渦が起きるのって楽しいですね。(写真は「かげおくり」をしている様子。最初はなかなか難しいのですが、慣れると簡単にできるようになります。お子さんと一緒に「かげおくり」を楽しむのも一興ですね。)