「届け!救援物資 子どもたちの心へ」
- 公開日
- 2011/06/20
- 更新日
- 2011/06/20
学校の風景
本日20日、子どもたち一人一人へ、救援物資を配付します。
ご家庭におかれましては、「市からのメッセージ」をもとに、家族で味わいながら、救援の手を差し伸べてくれた多くの皆様への感謝の気持ちや協力し合うことの大切さ、今後の希望などについて話し合ってくださるようお願い申し上げます。
救援物資に同封されているメッセージを紹介します。
郡山市の小学生のみなさんへ
3月11日におきた大地震によって、とてもこわい思いをしたり、おうちがこわれたりして、たくさんの市民のみなさんがこまりました。このようすを、テレビや新聞が日本中の人たちに伝えました。それから毎日のように、いろいろな仕事を手伝ってくれる人々が郡山市に応援にかけつけ、また「がんばってください」という手紙やお見舞いのお金、そして、たくさんの品物が郡山市に届けられました。なかでも食べ物や飲み水、洋服など生活になくてはならない品物は、避難所に避難されているみなさんなど、多くの人たちに届けられ、わたしたちにたくさんの頑張る勇気を与えてくれました。
今日は、小学生のみなさんにも、それらの品物の一部をお届けします。その理由は、送ってくださった人たちの優しい心を、小学生のみなさんにも実際に感じてほしいと思ったからです。そして、品物を手にしながら、おうちの人といっしょに今回の災害について考えたり、助け合うことの大切さについて話し合ったりしてください。
小学生のみなさんは、これからの新しい郡山、新しい日本をつくっていく将来の主人公です。この震災を乗り越えるため、わたしたち大人も頑張ります。みなさんも力を合わせ、夢と希望をもって勉強や運動に励んでください。
平成23年6月20日
郡山市長 原 正夫
教育長 木村 孝雄