酸性雨をつくろう その2
- 公開日
- 2011/02/12
- 更新日
- 2011/02/12
6年生
酸性雪にBTB溶液を数滴たらしてみました。しだいに広がって黄色になりました。つまり、酸性ということです。しかし、BTB溶液は酸性の指示範囲が広いので、詳しくpHを調べないと「酸性雪」とは言えません。
そこで、pH—BCGパックテストの登場です。BCGパックは、pH6.2からpH4.6の範囲を色判定することができます。
結果は、すべてのグループで濃紺、つまりpH6.2以上となりました。降り積もった雪のpHは、6.2以上7.0未満ということになりました。
酸性雨の基準がpH5.6以下なので、今回降り積もった雪は、「酸性雪」とはいえないようです。ちょっぴり安心。
しかしこの結果は、季節、時間、場所など複数の条件が影響することが考えられます。違った条件で測定して比べる必要がありますね。