「世界に1つだけの土器」ができました!パート2
- 公開日
- 2010/08/28
- 更新日
- 2010/08/28
6年生
まず2〜3時間かけて、余熱でじっくりと土器の温度を上げていきます。この「余熱焼き」は、中心に薪を組み、そのまわりに土器を並べて、遠赤外効果で、土器をローストするような感じです。
土器の表面が、白っぽく乾燥した状態から徐々に赤茶色に変化していきました。風向きや土器の形・乾燥状態によって、土器の向きや位置を換える熟練技による作業です。焼き上がりに影響がでる、片時も目が離せない慎重で根気のいる作業です。
12時30分、野焼きの見所である本焼きになりました。今度は、中央に高温になった土器を並べ、その上に薪を四角に組み、更に薪を何層にも重ねます。軽トラック程の面積の火柱は圧巻です。しかし、その中心温度が800度を越えると聞き、その中での作業は推して知るべし、「過酷」な作業です。
高橋先生と日下先生、そして大学生の林さん、佐藤さん、小澤さんの体からは、汗が噴出していました。