安積開拓を知る(特色ある教育)
- 公開日
- 2010/10/21
- 更新日
- 2010/10/21
4年生
郷土を学ぶ体験学習で開成館を見学した際にお世話になった鈴木剛之先生をお招きして、安積開拓について教えていただきました。
教科書や資料集には載っていないような安積開拓の詳しい話や安積開拓に由来する神社や地名の話、現在でも残っている「安積開拓の名残」が分かる場所などの話だけでなく、中村城の話など片平町の歴史についても教えていただき、あっという間に授業時間が過ぎました。
鈴木先生に教えていただいたことを生かし、安積開拓や片平町についての学習を進めていきたいと思います。
<安積開拓の名残が見られる場所>
現在の開成山公園の五十鈴湖、豊田浄水場の貯水池は、元々は安積開拓の時に作った溜め池で、一番池(五十鈴湖)、三番池(豊田浄水場の貯水池)と呼ばれていたそうです。五十鈴湖と豊田浄水場の貯水池の間にも二番池と呼ばれる溜め池があったそうですが、現在では埋め立てられて野球場と陸上競技場になっています。また、開成山公園の周囲の桜が植えてある場所は、溜め池の土手だったそうです。
他にも鈴木先生には、安積開拓について興味深い話や面白い話をたくさん教えていただきました。興味のある方は、開成館に鈴木先生を訪ねて、話を伺うのも楽しいと思います。