思いを紡ぐ授業をめざして
- 公開日
- 2024/05/31
- 更新日
- 2024/05/31
学校全般
3年生の教室をのぞいてみると、算数のたしし算を勉強していました。3桁と3桁の足し算。前の時間と比べてみると、どうやら繰上りがあります。今日の勉強はそこがポイント。そこで千恵先生は「昨日の勉強との違いはどこ?どうすればいいかなあ」と投げかけます。すると勘のいい子どもたちは「隣の位に借りる」「上に増やす」など、子どもなりの言葉で答えていきます。でも先生はすぐに「繰り上げる」という言葉を出しません。子どもの思いはわかっているけど、子どもの言葉を紡いでいきながら「なんていうんだっけ?」と子どもから引き出させます。答えを出すの簡単だけど、子どもの言葉を紡ぎながら、子どもから引き出していく。さすが千恵先生。お手本となる授業です。