心新たに
- 公開日
- 2011/04/12
- 更新日
- 2011/04/12
学校生活
4月11日(月)、ようやく1学期をスタートさせることができました。
一時は、本当に多くの方が県外に避難され、「果たして学校を始めてることができるのだろうか」と、やきもきすることもありました。でも、状況が少し落ち着き、学校が始まるにあたり郡山に戻ってこられたようです。私たちは、本当にこの日を待ち望んでいました。そして、長い春休みを過ごした子どもたちも、この日をずいぶんと待ち望んでいたようです。
子どもたちは、災害の後の動揺も見せず、本当に落ち着いて始業式に臨んでいました。度重なる余震、原発の問題に対して、保護者の方がお子様の気持ちを察しながら温かく見守られて来られたのでしょう。
1ヶ月ぶりに全員が集まりましたが、子どもたちは「真剣に聞く」ということをしっかりと行動に表していました。校長先生の話をじっと聞く子どもたちの表情=本校として求めている姿を見ることができて、本当に嬉しくなりました。
式の中で、6年生代表の児童が「新年度に向けての誓いの言葉」を発表しました。依然として困難な状況であるけれど、みんなで助け合いながら進んでいくことを大切にしたいということを伝えました。
新しい校庭はあるけれど校庭で遊べない。外での活動に制限がある。など、今までの何気ない生活ができないことに残念さがあるけれど、あと少し頑張ろうという前向きの気持ちをもって生活して欲しいと思います。