自分の大切な生き物
- 公開日
- 2009/10/17
- 更新日
- 2009/10/17
学校生活
10月16日(金)、2年1組生活科の第2回目の授業研究が行われました。「生きものをかおう」という学習で、子どもたちは、それぞれに自分の飼いたい生き物を選び、飼育してきました。
飼育を通して、子どもたちは生き物の「健康観察カード」(体の大きさや色、食べ物、ウンチのことを細かく観察したもの)や、何枚も秘密発見カードを書き込んできたことにより、生き物に対する知識と愛情が大きくなっていたようです。
授業では、自分の生き物のひみつをペア学習で、十分に伝え合う姿が見られました。これは、観察を通して話す内容がたくさんあること、そして、自分の飼育している生き物のことを、是非、教えたいという気持ちが強いことのあらわれだと思います。
ペア学習の際には、二人の飼っている生き物が違くとも(例えば、片方がザリガニで、もう片方がダンゴムシの場合)、同じ場合でも(両方がザリガニ)、生物の特徴の共通点や相違点に触れて話し合っているのが印象的でした。
「わたしのキリギリスは、外にいるから息を吸えるけど、ザリガニは水の中でどうやっているのかねえ?」
「人間みたいに、鼻が見えないよね。」
「でも、どこかにきっとあるはずだよ。」
これの視点が、次の理科へとつながっていくのだと思います。経験を重ねていくことが気づきの目を育てているのだと改めて感じさせられた話し合いでした。