「かおりの園」のかおりって?
- 公開日
- 2009/09/28
- 更新日
- 2009/09/28
学校生活
先日本校を訪れた方が質問されていきました。
「芳山小学校の校舎に掲げてある『かおりの園』ってどんな意味があるのですか?」
本校のシンボルフラワーが、可憐で芳しいにおいを放つ「ユリ」であること。ユリの花は、うるわしい文化の花咲く学びの園をあらわしていること。そして、ここから本校キャラクターの『ユリタンが』誕生していること。
芳山教育の伝統『敬・信・愛』を具現化したものが、かおりの姉妹像に見られるように、相手を思いやる心優しい子どもたちの園(活動の場)であること。
また、橘為仲が和歌に歌った「陸奥の 芳賀のしば原 春くれば 吹く風いとど かをる山里」の「かをる山」に漢字を当てて、芳山としていること。
そして、姉妹像を囲むように母親の銀木犀<ギンモクセイ>(白い花で、金木犀の原種だそうです)と、その子どもの金木犀<キンモクセイ>が寄り添い、豊かなかおりを漂わせていること。
説明はうまくできませんでしたが、長い歴史の中で先人の方々が芳山小学校に対する想いを形にしてこられたことに、いたく感動されておりました。
来年度は耐震工事のため、かおりの姉妹像も、銀木犀も金木犀も移転し、1年間このような風景を見ることができないのが残念です。