６年生には「すみれ島」（今西祐行：作・松永禎郎：絵）を読んでくださいました。
この本は、特攻隊と子どもたちのお話です。
子どもたちは毎日学校から、空を飛んでくる飛行機に手をふったり、手紙を届けたりしていました。
子どもたちは、今度はみんなですみれの花をつんで届けることにしました。
その飛行機が二度と帰らないとは知らずに・・・。
やがて、すみれの花をもらった兵隊さんから返事が届きます。
最期の夜、子どもの頃にやった「すみれ相撲」をやって楽しんだことを伝えた手紙でした・・・。
思わず胸が熱くなるお話でした。
６年生は、社会科で戦争について学習しています。今回のお話は、子どもたちにとっても「戦争」と「平和」について改めて考えることができる貴重な機会となりました。