2-2通信(第3号)
- 公開日
- 2023/04/19
- 更新日
- 2023/04/19
生徒の活動記録
あの日、おにごっこに全力を注いだ、担任の一言で学級目標が決まりました。みんなで悩んで悩んで悩んで考えてもらおうと思っていましたが、なんだか子どもたちもしっくり来たようです。ただ、なんとなく「全力」の二文字だけじゃなく、その中でもみんなで大切にしていくことを考えました。
「挨拶」「協力」「行事」「運動」「勉強」
今のところ出てきたのは、この5つ。これで決定!ではなく、これも大切にしようというものが出てくれば、随時付け加えていく約束です。
毎日きちんと挨拶をする。みんなで何事も協力する。行事に真剣に取り組む。運動も全力。勉強も全…力?
「全力」と目標は立てたものの、毎日何事にも全力!は、正直なところ現実的ではありません。恥ずかしながら、担任がまず弱音を吐きました。
そのため、考え方としては、二つ。
一つは、要所要所で、やるべきときに全力を尽くすこと。
例えば「テスト期間」や「合唱コンクールに向けて練習」など、そういうときに一人ひとり手を抜かず頑張って行こうというもの。
もう一つは、クラスの「合言葉」のように全力!を使うこと。
何か今、ここでみんなで頑張ろう!というときに、力を奮い立たせるような言葉としてみんなで使っていければいいなと思います。担任含め、子どもたちも、すでに便利な言葉として使っています。
ただ最近、「全力」よりも子どもたちが便利に使っている言葉があります。
これは、かつて異動先で3年生を担任した際に、子どもたちがすごく気を遣ってくれたときのお話。何事にも、いつも担任のことを一番のように考えてくれた素敵なクラスでした。そんな素敵な子たちが、そのときにつけた、クラスの名前です。先日子どもたちに、そのときの話しをしました。
これもまた、クラスみんなで頑張るぞ!と意欲を高めてくれているように感じます。ちょっと乱用し過ぎな気もしますが、気に入ってくれたなら、それでいい。
団結して、(小出しに)全力で。みんなで頑張っていきましょう。