伝統を守り続けています!
- 公開日
- 2013/07/31
- 更新日
- 2013/07/31
特色ある教育活動
7月28日、学区内の音路太子堂で、三匹獅子舞が奉納されました。
音路太子堂は、聖徳太子を祀ったお堂で、毎年、太子の縁日に三人の子供による三匹獅子舞が奉納されています。獅子舞は、太子堂三匹獅子舞保存会の皆さんを中心に受け継がれ、伝統を守り続けることによって、地域の絆が深められています。
富田中学校には、三匹獅子舞以外にも、地元の伝統を守り続けている生徒がいます。
3年生のYさんは、震災後、郡山市での避難生活を送りながらも、地元浪江町請戸地区に伝わる郷土芸能「請戸の田植踊」の伝統を守り続けています。Yさんたち田植踊を伝承する6歳から15歳までの踊り手の子どもたちは、今年5月19日に「平成の大遷宮」でにぎわう出雲大社(島根県)の奉祝行事で、浪江の郷土芸能「請戸の田植踊」を披露してきました。Yさんは小学4年から踊り手として活躍してきましたが、震災後復活した田植え踊りの継承依頼を受け、踊り手のまとめ役である「中打(なかうち)」を務めてきました。・・・・・がんばれ、Yさん!
地域の伝統を守る子どもたちを、これからも応援してください!
写真上は、音路太子堂に伝わる「三匹獅子舞」(郡山市HPより)
写真下は、出雲大社で郷土芸能を披露するYさん(産経新聞より)