８２日間にわたる２学期が、無事終了しました。

　体育館に全校生徒が一堂に会し、受賞報告式および２学期終業式が行われました。

　受賞報告式では、１０月から１２月までの３か月間に、延べ３２４名もの生徒が表彰されました。代表生徒が壇上に上がり、日頃の支えへの感謝の言葉を述べました。

　終業式では、校長先生から次のようなお話がありました。

　「自ら考え、自ら行動することが成長につながる。文化祭をはじめとする様々な行事の中で、生徒一人ひとりが役割を自覚し、主体的に取り組む姿が見られた。特に文化祭では、合唱コンクールや各係の活動において、その成果がしっかりと表れており、大変うれしく思う。」

　また、翌日から始まる１５日間の冬休みについても触れ、

　・家族の一員として、家族のために何ができるかを考えて行動すること

　・計画的に生活し、２学期の復習や体調管理に努めること

　・特に３年生は、受験に向けて事故やけがのない充実した冬休みにしてほしい

といったお話がありました。

　続いて、各学年の代表生徒が２学期を振り返りました。

　部活動や文化祭の合唱コンクールなどを通して、仲間と協力しながら取り組むことができ、結束力や団結力が高まったこと、また、学習面では休み時間に友達同士で教え合い、学び合うことで学力向上につながったことなどが述べられました。

　３年生からは「受験は団体戦とも言われている。全員が目標を達成できるよう、仲間と共に頑張っていきたい。」「残り少ない中学校生活を、仲間と仲良く大切に過ごしたい。」という力強い決意が語られました。

　最後に、生徒指導担当の先生からお話がありました。

　文化祭では、「誰かを笑顔にするために、一人ひとりが努力し、みんなで素晴らしい一日を創り上げた。」と生徒の頑張りを称える一方で、次の点について改善を呼びかけました。

　① 登下校時の安全について（命に関わる大切なこと）

　② 部活動や体育の授業でのけがが多かったこと（予防を心がける）

　③ 落とし物が減らないこと（物を大切に扱う意識・保護者への感謝）

　④ 他人の物を無断で取ったり借りたりする行為、物へのいたずら（道徳心）

　⑤ トイレの使い方など、公共の場でのマナー（公共心・他者への心遣い）

　３学期は、改めてルールやマナーを守った生活を心がけてほしい、とのお話がありました。

　今年一年、保護者の皆様におかれましては、本校の教育活動に多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

　生徒一人ひとりが心身ともに健やかに成長できるよう、職員一同、今後も力を尽くしてまいります。引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。