教育講演会開催 「命の貴さ,平和,教育の大切さ」マリールイズさん
- 公開日
- 2010/11/10
- 更新日
- 2010/11/10
学校行事・学校生活
本日,NPO法人ルワンダの教育を考える会理事長のカンベンガ・マリールイズさんを講師に迎え,教育講演会を開催しました。
ルワンダ出身のマリールイズさんは,「ルワンダの内戦を通して感じる命の貴さ,平和,教育の大切さ」という演題で,自らがルワンダ内戦時に難民となった経験をもとに,毎日,安心して眠れることのすばらしさ,あたりまえのことがあたりまえにできる生活のありがたさ,そして,そうした生活の基盤となる教育の大切さについて話してくださいました。
講演後,全生徒に感想を書いてもらいました。その中から,1年生が書いてくれた感想の一部を紹介します。
「僕達が普通のように行っている勉強,部活,食事をとる,心配してくれる家族がいる,注意したり怒ってくれる友達,先生がいるということは,とても幸せなこと、感謝しなければいけない。僕達にとって普通なことだけど,他の貧しい国,貧しい人,紛争や戦争があったところでは,学校に行きたくても行けない,勉強したくてもできな,おなかが減っても食べるものがないという人たちのことを頭に入れて生活していこうと思いました。」
今回のマリールイズさんのお話は,世界の現実に気づくと共に,自らの内面を振り返るとてもよい機会となりました。