学校生活の様子

国体炬火採火式

公開日
2013/02/27
更新日
2013/02/27

行事風景

 国体スケート競技の開始式に先立ち、岩手・宮城・福島の被災県代表によって行われた炬火採火式に本校3年増子君が参加したことは過日お知らせしました。炬火とはオリンピックの聖火にあたるもので、国体開催都道府県がそれぞれの方法で火をおこし火種を作るということを、今回初めて知りました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、今回の東京都大会は巻き付けた紐で棒を回転させ木と木の摩擦熱で火種を作る「マイギリ式」という方法で行われました。専門家(腰にカゴをつけた人)の指導のもと増子君はじめ3人が交代で木を摩擦させ、できた火種を大切に息を吹きかけ大きい火にし、トーチに採火している様子がわかるかと思います。今回採火した炬火は、9月に東京都で行われる国体総合開会式で炬火台にに点火されます。

 なお、過去の国体で用いられた採火法には、太陽光をレンズで集めて焦点に火種を作る「レンズ式」、石と鉄をぶつけて火種を出して、火口で受ける「火打ち式」があり、2011年の山口国体では直径60センチ、厚さ最大9センチの巨大「ところてんレンズ」で採火したそうです。ちなみにオリンピックはギリシャのオリンポス山でレンズ式により採火されています。