「一年間の思い出」(平成9年度卒業文集より)
- 公開日
- 2014/12/30
- 更新日
- 2014/12/30
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時(開校2年目)卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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私の三年間
この緑ケ丘中学校に来て、私はいろいろな体験をしました。
四月は緊張してなかなかみんなの顔が見られなかったけれど、一年間この教室で暮らしていくのかと思うと不思議な気持ちになりました。
今一番心に残っているのは文化祭です。この日が来るまで、毎日夕方遅くまで残って準備をしました。修学旅行でも楽しい思い出を沢山作りました。中華街に行ったけれど美味しくなかったことや、ディズニーランドで二度と乗らないと決めたのにスプラッシュマウンテンに乗ったことなど、盛り沢山でした。
楽しいことはいっぱいあるけれど、嫌なこともありました。元々、今まで人と話す機会が少なくて、友だちと上手くいかなかったり、教室に入れなくなったりしました。でも、どんなに話さなくても、いつも仲良くしたいと思っていたし、大事に思っています。
いろいろなことがいっぱいあり過ぎて、今年は大変だったなと思います。でも、思い出がいっぱいあるからこそ、この充実した中三の時をいくつになっても、私は忘れないと思います。泣いたり、笑ったり、怒ったり、恋をしたり、そんな沢山の思い出を作ってくれた緑ケ丘中学校がもっといい学校になってくれたらと思います。緑中に来られて本当によかったです。
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