「文化祭」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/06/23
- 更新日
- 2013/06/23
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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文化祭
中学校生活の中で一番印象に残ったことは文化祭でした。この学校はまだ創立一周年も経っていないので、いろいろな行事があって大変だった。文化祭は、まず名前を決めることから始まった。そして、名前は翠巒祭になった。そして、いろいろなことを決めていった。僕たちのクラスでは「ボディーハウス」をやった。いろいろな所から段ボールを集めてきて、みんな一生懸命ガムテープなどで貼り合わせていった。そして、完成した時はとても嬉しかった。
もう一つ、僕たちには合唱祭があった。この歌を初めて練習した時は、声が出なかった。練習の日々を送る内にだんだん上達していき、合唱祭の一週間位前になると、みんな別人のように声が出てきていた。そして、優勝を狙えるくらいまできた。僕たちは本番の舞台では今まで一番良く歌っていたが、結果はだめだった。でも、結果がどうあれ、みんなであそこまで頑張って歌ったことは、優勝することよりも良かった。
この文化祭は他の学校に比べて人数が少なく、あまり盛大なまのにはならないと思っていた。実際にはこれとは反対でとても盛り上がっていた。
この学校での文化祭は、僕の中学校生活三年間の中で一番だった。
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