「小宇宙(ゆめ)」(平成8年度卒業文集より)
- 公開日
- 2013/06/15
- 更新日
- 2013/06/15
その他
学校に保管されている卒業記念アルバムには、緑ケ丘中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
_________________________________
小宇宙(ゆめ)
いつも明るくいっちゃってた中一の頃。今思えば、かわいい女の子ちゃんだった。小学校とは違う中学校の生活に戸惑いながらも、毎日胸を躍らせていた。
何をやっても中途半端だった中二の頃。唯一、部活にマジメだったかもしれない。気持ちに不安だったけれど、一番余裕があったと思う。
受験の二文字でいっぱいだった中三の頃。新しい教室の匂いがとても新鮮で、何故か心が落ち着いていた。すごく違う気持ちで臨めた中体連、準備に戸惑った文化祭。今では、とてもよい思い出。
中途半端な少女時代を送ったこの三年間。今思えば、短いようで長い道のりだった。嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと。数え切れないことを毎日経験したり、感じたりしてきた。素直に受け止められるステキな時間が流れていたのだと思う。これからも、ステキな時間が流れていくといいなあと思う。
やっと義務教育九年間に終止符を打てた自分に、そして、これから色々なことを経験して少しずつ大人になっていく自分に・・・。
_________________________________