百日紅(ヒャクジツコウ)?
- 公開日
- 2011/08/13
- 更新日
- 2011/08/13
行事風景
緑ケ丘中に続く街路樹は、今を盛りと華麗な花を咲かせる「百日紅」からなり登下校する生徒の目を楽しませ勇気づけてくれているようです。
百日紅(ヒャクジツコウ)とは、一般には「猿滑(サルスベリ)」という名で親しまれています。
たくさん花を咲かせるこの時期に、樹皮がはがれやすく幹がなめらかなので、木登りの上手な猿でさえ滑り落ちてしまういそう、ということから「サルスベリ(猿滑り)」。また花色が美しいうえ、夏の盛りから10月ころまで100日間咲き続けることから漢名である「ヒャクジツコウ(百日紅)」とも呼ばれています。
真夏の炎天下に美しく咲き乱れるサルスベリに
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」
加賀千代女
「炎天の 地上花あり 百日紅」
高浜虚子(たかはまきょし)
と素敵な俳句も詠まれています。
まさに、この炎天下に次々に花を咲かせるサルスベリの力強い生命力を感じさせてくれます。
花言葉は、
「雄弁」「愛敬」「活動」「世話好き」
白やピンク紅そして紫と、一本一本個性を発揮し
「生き生きと学ぶ緑中生」を励まし、勇気づけてくれるように感じました。
文責 中村