学校生活の様子

令和3年度修了式 校長式辞

公開日
2022/03/23
更新日
2022/03/23

行事風景

 福島県沖地震から一週間が経ちました。昨年も大きな地震がありましたが、東日本大地震の余震とも言われており、まだまだ地震への備えが必要です。このようなときだからこそ、家族の絆、学級や部活動の仲間の絆を深め、支え合っていかなければならないと感じています。
 今日で令和3年度の教育活動を修了します。
 この一年間、皆さんが一番頑張ったことは何ですか。
 勉強を頑張った人、部活動を頑張った人、生徒会や学級の
係活動を頑張った人、校内合唱コンクールや学習旅行などの様々な行事で活躍した人など、様々かと思います。
 どんなことでも、この一年間で何かに頑張れた、結果ではなく、目標に向かって努力できたことが、尊いのだと思います。そして、皆さんが何かに向けて頑張れたのは、皆さんを支えてくれた先生方、学級や部活動の仲間、そしてご家族のお陰です。今日はその感謝の気持ちも改めて大切にしてほしいと思います。
 4月から二年生、三年生に進級しますが、新しい令和4年度、皆さんが頑張りたいことは何ですか。
 明日から始まる春休みは、新たな目標に向けて頑張るスタートでもあります。目標に向けて、まずは一歩、行動を起こしましょう。阿武隈川の流れも1滴の水から始まります。目標達成には、一つ一つの行動の積み重ねが、大事なのです。
 三中には、「やればできる」という三中魂があります。
 同じような言葉に、江戸時代の上杉藩中興の祖と言われる 上杉鷹山の言葉があります。「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。」
今の言葉で言えば、「やればできる、やらなければできない、どんなことでも、『できないよ』というのは君がやらないだけだよ。」という意味です。やれば可能性が広がります。やらなければ可能性は生まれません。自分の可能性を広げるか、放棄するかは、皆さん次第なのです。
 明日からの春休み、三中生一人一人が、次の目標達成への第一歩となる行動を起こし、自分の可能性を広げることを祈念して、修了式の式辞といたします。  
       令和4年3月23日
             郡山市立郡山第三中学校長 安田 良一