音楽科の濱尾先生が譜面をパワーポイントでスクリーンに映し出し、マウスポインターの動きで譜面を追うと、演奏のリズムが合いだし、心が合って、途中のぶっきりの演奏で７８人の一体感が出てきました。
　６校時には曲も仕上がり、先生のぶっきりの演奏に続き、３組、２組、１組が「七つ」とブッキリを演奏しました。女子だけの演奏、男子だけの演奏、全体演奏と合奏を楽しみました。
　先週１時間、今週２時間でこれだけ上達して演奏ができると予想していなかったと、その上達ぶりに感心していたのは、田村神社太々神楽の渡辺さんでした。渡辺さんは、講師の宗像さんの送迎を２週に渡って行ってくださいました。ありがとうございました。
　基本ができたご褒美に、宗像さんが最後に模範演奏を披露してくださいました。１くずし、２ヤマト姫の「導き」（１オクターブ高い演奏）、３大黒様・種蒔きくずし等、更に高度な演奏技術を見せて聴かせてくださいました。
　生徒代表のお礼の言葉を佐々木さんが述べ、古川さんが花の贈呈を行いました。
　田村町に伝わる伝統芸能の田村神社太々神楽を守る大切さを講師宗像さんがたくさんの曲を譜面無しで次々演奏する姿から感じとったことでしょう。
　次年度の田村神社太々神楽の希望者は今年度と同じように多数になるにちがいありません。今回の笛教室で種は蒔かれました。芽が出て、成長して、花が咲くのが楽しみです。