『お天道様』に感謝
- 公開日
- 2013/01/31
- 更新日
- 2013/01/31
職員室から
ここのところ週末に降雪があり、週の始めの生徒の通学や帰宅に支障を来しているのは、ご存じのとおりです。
26日(土)、27日(日)と本校を会場としたバレーボール大会があり、それぞれ関係者並びに森合さん率いる野球部の有志により、除雪を行い駐車場の確保に努めました。
その後も、清掃や部活動での雪かきにより、写真のような状態にあります。
「自然」とはまさに正直なもので、「陽の当たる場所」と「陽の当たらない場所」ではこうも違いがあります。体育館北側駐車場などはまさに顕著です。
『「お天道様」はありがたい』とはよく言われることですが、古来から日本人とっての「お天道様」は他のものと違いました。「お天道様」は太陽神としても知られます。太陽は神として祀られたのです。信仰心が伴わなくても太陽を「お日様」と呼び、お月様、お星様と同様に自然崇拝の対象であったのです。なかなか「様」と崇められる存在のものはありませんね。
逆に「陽の当たらない場所」はそれとは正反対で、「日陰者」とは、世の中に埋もれて、立身出世できない人のことをさします。
「陽の当たるところ」と「陽の当たらないところ」のこの違いを目の当たりにすると、この比喩的な意味合いが充分にわかります。『お天道様』は、本当にありがたいものです。