夏季休業中、校長室では「校長先生による」学習会を開催していました。

　対象は３学年の希望者で、教科は「数学」。校長先生が出勤された日は、出張等がなければほぼ毎日行われていました。

　中には、当初希望していなかった生徒も途中から参加し最後は１０人程度まで増えました。

　「必要と感じたときこそ一番吸収できる時期」と私は常々感じていますので、参加した生徒はかなり力になったはずです。写真は８月２日のものですが、今も校長室からは「平方根」の講座が熱を帯びながら行われています。

　そして何より特筆すべきは、「完走した生徒たち」が一番偉いと言うことです。事情があって参加できない日を除けば、ほぼ全員が「完走」できました。

　暑い中、部活動でがんばる生徒たちもさることながら、扇風機一つの校長室で「数学」と真っ向から対峙した生徒諸君の健闘を讃えます。ここで苦労して覚えたことは、きっと忘れないはずです。学習した中身も、そしてここでがんばったという事実も・・・本当にがんばっていました・・・。文責：真船