学校生活の様子

人間力が大事!!

公開日
2012/07/08
更新日
2012/07/08

PTA・地域

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 PTA教養委員会主催の「親子ふれあい教室」講演会「夢に向かって挑戦する 講師:北京オリンピック代表 佐藤敦之先生」が行われました。

 佐藤先生の生い立ちに始まり、競技生活で学んだこと、また故郷福島のために今できる活動をしていること等を話されました。

 印象に残る言葉も本当にたくさんありました。その幾つかを紹介します。

○ 何よりも学校生活が大事。
  
 当たり前のことを当たり前にできることが、学生でも社会人でも同じ。そのことを考 えたとき、みなさんは学校生活が基本であり、競技だけがんばればいいなんて考えでは 伸びない。元気な挨拶、時間を守ること、整理整頓とともに大事にしてほしい。

○ 苦しい局面でがんばるのは当たり前。
 
  一生懸命がんばっていれば、苦しいときにみんなから応援してもらえるし、何より仲 間への感謝の気持ちを忘れないでほしい。そのためには、人がやりたがらない嫌なこ  とを率先してやる。苦しいときにがんばらなくては、人間力は育たない。

○ やらない言い訳を探すより、いまやれることをやることが大切。
  
 練習をしていると、ついつらくて言い訳をすることがある。しかし、それでは伸びな いので、やれることをやる姿勢が大事。練習で自信を持ってスタートラインに着くこと が大事であり、そのためには「やるだけやった」という思いを持つこと。自分の心に負 けることが私は一番嫌い。
  
 そのほかにも、「強くあっても人格者であれ」「挑戦し続ける人間には失敗はない」「きついきついと何度弱音を吐いても、現状は代わらない」「気の持ちようで事態は変わる」などたくさんの示唆に富んだお言葉を聞くことができました。

 最後に、「まだ競技者として次のオリンピックに挑戦する」というお言葉に演題そのままの佐藤先生を感じました。

 佐藤先生、本当にありがとうございました。文責:真船