巣立ちに贈る歌大募集!(言葉について考える)
- 公開日
- 2012/02/28
- 更新日
- 2012/02/28
職員室から
特別放送委員会企画の「先生方から卒業生へ 巣立ちに贈る歌 大募集!」のお知らせが机上に配布されていました。
企画には、
1 お昼の放送で卒業生に贈ること。
2 卒業式まで間がないので、先着順であること。
3 3年生の先生を優先すること。
4 ひとことコメントを添えること。
との注意書きがありました。
そこで私事にはなりますが、さっそく「sakura 森山直太朗」をリクエストすることとしました。
理由は、2番の歌詞にある「さんざめく」の言葉の使われ方にあります。
この言葉の使われている前後の歌詞は、
〜さくら さくら いざ舞い上がれ とわに『さんざめく』光を浴びて
さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で〜
『さんざめく』とは、「さざめく」の変化したもので、『ひどく浮き浮きと騒ぎ立てる。にぎやかに騒ぐ。』の意味です。
20歳代の森山直太朗がこんな言葉を見事に使いこなしているところに感心したからです。またこの歌は一編の詩として読んでみても、非常に味わい深い詩となっていることも事実です。
とここまで力説してはきましたが、採用されるかどうかは乞うご期待です。文責:真船