「安積山の歌」木簡体験事業(2年国語)
- 公開日
- 2011/12/21
- 更新日
- 2011/12/21
教科情報
郡山市教育委員会では市内中学校2学年生徒を対象に「安積山の歌」木簡体験事業を行っています。そのねらいは、
『2008年5月、滋賀県甲賀市紫香楽宮跡から発見された木簡には、紀貫之が古今和歌集の序文に、「歌の父母」と讃えた郡山市ゆかりの『安積の歌』が記されていた。この木簡は、文学的、歴史的に大変貴重なものであり、郡山市民にとって誇りとなるものである。
現在、中学校では、国語の古典や書写において、日本語の伝統や美しさを継承する学習を行っている。また、本市の中学生を対象とした郷土学習資料集「ふるさと郡山の歴史」の奈良時代において、「安積山の歌の木簡」を学習しているところである。
この2つの学習の成果を踏まえ、実際に木簡に触れ、木簡に文字を書き記すことは、 生徒の古典や歴史への興味関心を高めるとともに、ふるさと郡山市への郷土愛を深める機会となることが期待できる。』
として11月〜12月頃を学習時期に設定し、本校でもこの時期に行われています。
『阿佐可夜麻 加気佐〜』と、万葉仮名で表記されている歌を筆ペンやフェルトペンで視写するものです。標記については、万葉仮名、漢字仮名交じり文から選択できるのですが、多くの生徒は万葉仮名で挑戦していました。
できあがりが楽しみですが、みんな思った以上に上手に書いていました。文責:真船