3校時3年『国語』の大問6に条件作文の問題が出題されていました。
福島県立高校の入試問題では、必ず出題される問題です。例年テーマは異なりますが、
1 150字以上200字以内で、氏名題名は書かず、本文から書き始めること。
2 二段落構成で書くこと。(前半段落では○○○、後半段落では●●●について書く こと。)
大きく分ければ、以上の2点は共通しています。そこで、3学年の定期テストにも、出題されることが多いのです。では、今後条件作文にどう対応していけばいいのでしょうか?
まず言えることは、150字以上200字以内の文章を自分はどのくらいの時間で書けるのかを把握することが大切です。もちろん、テーマによっては書きやすいものとそうでないものでは異なりますが、入試問題の場合は、記述に苦慮するようなテーマは与えられません。しかも全体で50分の試験問題の一部ですから、費やせる時間は10分くらいでしょうか。10分以内で書き上げる、これが要求されます。
そのためには、日常生活の中で、意識的に二段落で200字以内で書く習慣をつけることです。毎日提出している『生活と記録』の出来事欄などを有効活用することもできるでしょう。限られた時間の中で効果的に学習していくためには、こういった工夫も求められます。
また過去に出題された条件作文を、時間を計りながら書いてみるのも大切です。これからは、『書くこと』を意図的に位置づけることがどうしても必要になってきます。
県立1期(本来はローマ数字)には、『小論文』『作文』が出題されます。その対策については、また後日その時期になりましたらお知らせしたいと思います。文責:真船