職人技から学ぶ
- 公開日
- 2011/11/09
- 更新日
- 2011/11/09
職員室から
校舎内外のクラックを『エポキシ樹脂』を注入して補強する作業については、以前にもお知らせしました。
また校庭表土除去作業についても、以前にお知らせしました。
どちらの作業からも、多くのものを学ばせていただきましたことは以前の記事にも挙げさせていただきました。
さて、今回は校舎内外のクラックを『エポキシ樹脂』を注入して補強する作業の次の工程についてです。
補強なったクラックを塗装する前に、下処理をしなければなりません。何千とあるクラックの一つとして同じものはありません。そのクラックを下処理する際に、その大きさや長さを瞬時に判断し、その量にあった塗料を塗ります。凹凸ができるとあとの作業に支障が出るので、速くしかも凹凸なく完全に行わねばなりません。そのため、塗るへらも3,4種類使い分けているそうです。2,3ヶ月で塗れるようにはなりますが、『職人技』と呼べるようになるためには、多くの年月が、つまりは経験が必要なのだそうです。
そのような多くの職人技をお持ちの職人さんのお力により、確実に復旧を遂げておりますこと、大変感謝申し上げます。
3枚目の写真は、旧1年2組教室の天井の写真です。あの震災で一部崩落した天井が、見事に張り替えられました。ありがとうございました。文責:真船