「みんなを好きに(金子みすゞ物語)」矢崎節夫著届きました!!
- 公開日
- 2011/11/01
- 更新日
- 2011/11/01
職員室から
皆さんご存じの「金子みすゞ」。その記念館館長で「みんなを好きに」の著者である矢崎節夫様より、本をご寄贈いただきました。
そのお手紙をご紹介します。
生徒のみなさん、校長先生はじめ先生方にとって、大変な七ヶ月だったことでしょう。
その間、校長先生、先生方が生徒さんにしっかりと向かい合い、支えて下さいましたこと、心からお礼申し上げます。
同封いたしましたみすゞさんの本は、山口県長門市にある金子みすゞ顕彰会と全国のみすゞさんのファンの集まり・スペースみすゞコスモスのみなさんのお力をおかりして、仙崎にある金子みすゞ記念館から、お送りさせていただきました。
生徒さんと先生方、みなさんの少しでもほっとできるひとときになれたら、そして、みなさんの心の支えの一つになれたら幸せです。金子みすゞ記念館 矢崎節夫
そしてみなさんが知っている「私と小鳥と鈴と」を紹介します。
私が両手を広げても お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、地面を速くは走れない。
私が体を揺すっても、 きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、たくさんな唄は知らないよ。
私と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。
ご寄贈下さった矢崎様の意図。それは、金子みすゞさんの詩からみんながそれぞれ見つけてみるのが矢崎様の一番の願いなのかもしれません。文責:真船