学校生活の様子

風邪の民間療法

公開日
2011/02/02
更新日
2011/02/02

職員室から

 今日の給食は、「風邪予防献立」で、麦ごはん、大豆ふりかけ、牛乳、桜えびの遠州焼き、大根味噌サラダ、豆腐と鶏肉のスープでした。風邪の予防に効果のある食材をたっぷりと使ったメニューでした。

 食事だけでなく、日本では昔から民間療法で風邪に効くと伝承されているものがあります。その中でも卵酒や生姜(しょうが)湯が有名です。

 世界にもさまざまな民間療法があり、それぞれの国の特徴がよくあらわれています。

○フランス【ヴァン・ショー】…赤ワインに砂糖、とき卵を加えて加熱したもの。
○ポルトガル【ミルク・ドリンク】…熱いミルクにレモン汁、シナモン、ブランデーを入れたもの。
○スイス【たまねぎドリンク】…薄切りにしたたまねぎをゆで、ハチミツを入れたもの。
○中国【ねぎ生姜湯】…ねぎと生姜、黒砂糖を加え、沸騰させたもの。
○インド【コショウ入りハチミツ】…ハチミツにコショウを入れ、生姜につけてなめる。

 基本的にはタンパク質やビタミンC、身体をあたためる作用のあるもの、王道のハチミツなど共通する部分が多いです。

 今日はやや寒さがゆるみ、過ごしやすい天候になりましたが、まだまだ寒い日が続きます。風邪をひいてからの対症療法ではなく、日頃から風邪の予防に努めたいものです。

      文責 津金