セルフケアは「自律」の第一歩
- 公開日
- 2011/01/03
- 更新日
- 2011/01/03
校長室より
教育目標「自律」に込められた大切な意味の中に、セルフケアがあります!
皆さんは「正月病」という言葉をきたことがありますか?
お正月にたっぷり休んだ(遊んだ)後に気を付けなければいけないのが、「正月病」です。
「お休みモード」からなかなか気分が抜け出せず、眠気、倦怠感の続いた状態で登校(出勤)すると、新年の新たな門出なのに何とも情けない気の抜けたスタートになってしまいます。自堕落な生活で一度生活習慣が乱れると、学校が始まってからも倦怠感が続き、体調を取り戻すにはかなりの時間が必要になります。
「正月病」になりやすい要因としては、次の4つがあると考えます。
(1) 季節が「冬」。外出が億劫になりやすい
(2) ごちそうが並び、飲み食い三昧
(3) 【長時間のテレビ特番】が際限なくありテレビにくぎ付け
ゲームもやり放題
(4) お昼近くまで寝ている 「寝正月」が当たり前になっている
このように、お正月休みを「気分転換」どころか「疲労源」にしてしまうことを、俗に「正月病」と呼びます。「お正月気分」の魔力によって自堕落な生活になりやすいところに、危険があるのです。
このような無気力状態が長引かないよう、長い冬休みでもしっかり気持ちの「帯」を引き締めて過ごす必要があります。
そこで、お正月こそ生活習慣をしっかり守り、
「年明けには、スッキリした頭で勉強やスポーツに取り組む!」と、
年初に決意することが大切なセルフケアの第一歩なのです。
○「早寝」「早起き」「朝ごはん」
そして「宿題」「お手伝い」を心に刻んでください!