人権学習の入り口で考えたこと
- 公開日
- 2010/05/27
- 更新日
- 2010/05/27
教科情報
3年生の社会科(公民的分野)では、最初の単元「現代社会とわたしたちの生活」を終え、「人間の尊重と日本国憲法」という単元に入りました。
「公民としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う(中学校 学習指導要領「社会科の目標」)」ために必要な人権学習の入り口です。
3年2組では、12のケースを提示し、それらのケースが「あってよいちがい」なのか、「あってはいけないちがい」なのかを考え、発表しました。
(ケース1)女性は16歳で結婚できるが、男性は18歳にならなければ結婚できない。
(ケース6)イスラム教徒は豚肉を食べず、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べない。
(ケース8)あるバス会社の運転手募集の求人広告に、「男性のみ」とあった。
この1時間で、子どもたちは文化や個性の多様性、人権尊重の視点、対立を平和的に解決する方法に気づいてくれたことと思います。