2学年通信「休校中の課題の取り組み」
- 公開日
- 2020/06/01
- 更新日
- 2020/06/01
校長室より
今日から6月です。あいにくの曇り空でしたが、通常の50分授業が午後6校時まで行うことができました。少しずつ学校生活が日常に戻っています。しかし、油断大敵です。これからもお互いに新しい生活様式に基づいたしっかりとした行動を心がけ、新型コロナウイルス感染拡大防止に「チーム守山」で努めていきましょう。
さて、今日は先週の2学年通信に掲載されていた学年主任・福本先生の学習に対してわかりやすく的確にまとめてあるメッセージをご紹介します。テーマは、「休校中の課題の取り組み」です。
休校中の各教科の学習状況を、ノートやプリントなどでじっくり確認しました。生徒一人ひとりの頑張りが伝わり、頼もしく感じました。(残念な部分もありますが・・・)
数学では、「月に一度、福本(数学担当)に見せる」という、数学専用の自主学習ノート(Mノート)を作ることになっています。内容は、教科書問題の復習・予習でも、問題集のやり直しでも、自由研究的な内容でもいい、自分で課題を見つけて自分で取り組んでみる、そういう勉強ノートです。今回、提出されたノートからは、2冊目に入っている人がいたり、連立方程式を解いてみたり、1年生の総復習をひたすらやってみたり、公式や性質や重要語句をまとめてみたり、教科書に載っていない数学的な課題に挑戦したり・・・と様々な工夫が見られました。
自学自習は、「出された課題にきちんと取り組むこと」が第1段階ですが、課題とは、本来出されるものでなく、自分で見つけるものです。「何をやったらいいかな」と戸惑う人もいると思いますが、来年の今頃は、全員が「進路実現」に向けて、自分と向き合わなければなりません。今は試行錯誤しながらもやってみて、「自分にとって効果的な自学自習のやり方」を身に付けてほしいと思います。
6/1(月)では、「よりよい学習に向けて」と題して、学活を行う予定です。
先週の金曜に配布されたこの2学年通信に基づき、本日の5校時目に各学級で活動が実践されました。新型コロナウイルス感染拡大がいまだに収束せず、先行きが見えてこない現在は、何が正解かわからない状況です。しかし、立ち止まっているだけでなく、自らできることに「気づき、考え、実行する」力が求められています。正に「問いに答える学び」から「問いを立てる」学びが必要なのです。自分で課題を設定しながら取り組む積み重ねが「生きる力」となります。これからも、福本先生が提唱する「Mノート」自学自習に積極的に挑戦していきましょう。期待しています。