文集『あさか』から感性や能力を感じる
- 公開日
- 2010/02/04
- 更新日
- 2010/02/04
教科情報
今年度も文集『あさか』が届きました。
この文集には「珠玉の作品」と言っても過言ではないぐらいの多くの作品が寄せられています。そして、どの作品からも子どもたちの自由で、豊かで、みずみずしい感性が感じさせられます。
守山中の生徒の作品をいくつか紹介しましょう。
【短歌】
☆平和への 願いをこめて 飛びたてと 飛ばす折りづる 世界へ届け(3年 笹山さん)
【俳句】
☆満開の 喜び咲かす 桜かな(2年 齋藤君)
☆月下美人 咲いてほこるは 一夜だけ(2年 西間木さん)
☆コスモスの やさしいかおり 母のよう(3年 田母神さん)
☆秋空は 僕らの明日を 見つめてる(3年 上野君)
【詩】
「時計」
カチカチカチ 時計の針がどんどん進んでいく 止まることなく
私の人生も進んでいく 止まることなく
楽しいことも 苦しいことも
止まることなく進んでいく(3年 渡辺さん)
どの作品からも鋭い言語感覚や大人では思いつかないような思春期独特の世界が表現されています。
今から来年度の文集『あさか』が楽しみです。