一隅を照らす
- 公開日
- 2020/12/23
- 更新日
- 2020/12/23
行事風景
本日は、第2学期の終業式です。
校長先生のお話を抜粋してお知らせします。
「100の診療所より1本の水路を・・・」
アフガニスタンに人生を捧げた中村哲さんのお話でした。医師でありながら、アフガニスタンに井戸1600本、かんがい用の井戸13本を掘り、自ら重機を操り用水路の建設に取り組み、荒涼とした大地を緑豊かな大地へと変えました。そして最後は、テロ行為の凶弾に倒れてしまうわけですが、その中村さんの座右の銘が「一隅を照らす」だったそうです。一隅を照らすとは、自身が置かれた場所で、一つのことに最善を尽くすという意味です。
この冬休み、3年生は勝負の時です。1、2年生にも必ずこのときがやってきます。逃げたり、ごまかしたり、あきらめたりすることなく、どうか1日1日を取りこぼすことなく確実に過ごし、やるべきことに本気になって取り組んでください。今、自分が置かれている場所で、進路目標達成のための取り組みに最善を尽くす、まさに「一隅を照らす」ということです。
心に留めて冬休みの1日1日を過ごしていただければと思います。
どうか良い年を迎えてください。