授業紹介 その3
- 公開日
- 2016/03/12
- 更新日
- 2016/03/12
行事風景
写真上:社会による迫り方 第2問作者の石田波郷さんはどこに住んでいるの?
A〜Dの4県が選択肢で出ました。ヒントで「かけて」は「越えて」の意味と伝えられました。雀らも海かけて飛べ吹き流しだから4つの県のうち海に面していない埼玉と長野が消えました。海を越えるとなると太平洋や日本海では飛ぶ距離が・・・。そこで,瀬戸内海と想像し,B愛媛県になりました。
写真中:では,石田さんはどんな気持ちでこの俳句をつくったのだろう?17音にこだわり,雀,吹き流し,海に比喩が隠されているのでは?とマッピングしながら考えました。
移動してお互いの考えを伝えあいました。
写真下:「はこべらや焦土の色の雀ども」と石田さんの別の作品からも作者の気持ちを考えました。はこべらは?焦土は?焦土=焼けて黒くなった土 昭和21年 戦争など関連することが次々にでてきて,一つの俳句を味わうことの大切さをつかみかけた授業でした。このクラスに,郡山市の長崎派遣の生徒がい,2つ目の俳句の解釈がすばらしくて,先生のまとめ以上だねと物井先生が締めくくった授業でしてこの句の意味をこのように感じたとの発表はすばらしかったです。
まとめに「俳句の世界 広がる 知識が必要」「たくさんの俳句にふれよう!」でおわりました。
生徒の心にも強く印象に残り続ける授業でした。