今学期で本校を離れる美術の三浦先生。
　その別れを惜しみ、離任式を実施しました。以下の文章は生徒代表のお別れの言葉です。ご一読ください。

　お別れの言葉

　冬の北風の冷たさをより一層強く感じる季節となりました。雪が降り、気温が下がったことがその一因でしょうが、なぜか心のすきまに入り込んでくる身に染みる風とこみ上げる悲しみを感じるのは、今日のこの日を迎えたからではないでしょうか。
　美術担当の三浦先生にお別れを告げる日となりました。
　今年の春、日和田中に来られた三浦先生には、新しい美術の先生として日々の授業を担当していただきました。先生には学校の授業という限られた時間の中でも妥協せず、丁寧に作品をつくることの大切さを教えていただきました。そのおかげで今まで以上に繊細な作品をつくる生徒が増えたように思います。また、先生は美術の作品を通じて学校の雰囲気を変えてくださったようにも思います。各階の廊下には生徒の作品が多く展示され、昇降口には季節感あふれる飾り付けを行って、朝や帰りにその作品に癒やされた生徒も多いはずです。
　日和田中に来られて１年も経っていないのであまりにも早い別れだと感じていますが、それとともに感謝の気持ちもこみ上げてきます。新しい学校でも先生の益々のご健康と、ご活躍をお祈りして、別れの言葉とさせていただきます。今まで本当にありがとうございました。
　令和２年１２月２３日　生徒代表より