TOHOKU わくわくスクール
- 公開日
- 2019/08/29
- 更新日
- 2019/08/29
お知らせ
今日は、5年生が、TOHOKUワクワクスクール様のお世話になり、映画「ハルをさがして」の上映会を行いました。2014年に愛知県出身の新進気鋭の映画監督が2人で、作った映画です。
原子力発電所の事故の影響を恐れて東京に避難した家族。主人公は中学3年。新しい学校での友達関係。募る故郷への思い。先が見えない不安。そんな時、故郷に残った親戚に預けてきた愛犬ハルが行方不明になったとわかる。矢も楯もたまらず、夏休みを利用して福島へ向かう。同行する東京の同級生(友達だからというわけではなく、なりゆきで)。東京の同級生の福島への誤った認識。ふるさとの人々。素直に故郷の友達に顔を合わせられない主人公。故郷に残った同級生の主人公への思い、新しい飼い主一家に大切にされているハルとの再会…。原子力発電所事故の当時の微妙な心の動きが淡々と、中学生の等身大の日常として描かれている。それだけに訴えるものは、大きかったと思います。
この映画が、震災・原子力発電所事故の記憶をほとんど持たない子供たちに伝えるものは大きいと思いました。ありがとうございました。