学校生活の様子

いのちって素敵!いのちって不思議!〜3年生「いのちの授業」〜その1

公開日
2014/09/09
更新日
2014/09/09

3年生

 9月9日、3年生の「いのちの授業」が行われました。講師は、助産師の吉岡利恵先生です。吉岡先生は、毎年本校の子供たちに、学年の発達段階に応じた「いのちの授業」を提供してくださっています。3年生の子供たちも、昨年「おへそってなあに」と題した授業を受けていて、授業の中で以前学んだことを思い出しながら発言する姿が見られました。

 まず、子供たちは自分たちの命の始まりを教わりました。黒い小さな紙片にポツッと開いた小さな小さな穴が命の始まりである受精卵の大きさだと知り、みんなビックリしていました。
 次に、お母さんのお腹の中にいた時の大きさ・姿を模型で確認しました。米粒くらいの大きさ、カシューナッツくらいの大きさの模型を見て、またビックリ。紙片に針の先で開けたような小さな穴の大きさで誕生した命が、お母さんのお腹の中で280日ほど過ごすと3キログラム近くにまで成長する…というお話を真剣に聞いていました。その後、生まれたばかりの赤ちゃんと同じくらいの大きさの人形を抱かせてもらった子供たちは、みんなとっても良い笑顔でした。

 最後に、命のつながりについてのお話を聞かせていただきました。自分のお父さんとお母さんにもそれぞれお父さんとお母さんがいて、そのお父さんとお母さんにもそれぞれお父さんとお母さんがいて…と何世代も前から続いている命。その中の誰か一人でも欠けてしまったら、今の自分は存在しないんだ、という事実に驚きを隠せない様子でした。

 今回の「いのちの授業」を通して、子供たちは、改めて命の尊さや産み育ててくれたお父さんお母さん、自分を取り巻く人たちへの感謝の気持ちを持つことができたのではないでしょうか。とても有意義な1時間でした。

 写真は、3の1での授業風景です。3の2の授業風景は「その2」で紹介します。