4年生が塩田先生からお話を聞きました!
- 公開日
- 2013/02/26
- 更新日
- 2013/02/26
4年生
2月26日(火)、総合学習で「福祉」の勉強を始めた4年生が、塩田優子先生のお話を聞きました。
塩田先生からは、ご自身の全盲という障がいを乗り越えてこられた経緯、諸外国と比べた日本の福祉の現状、現在の趣味や特技などについて、とてもわかりやすく教えていただきました。
また、弱視者用の文字拡大機や音声付きの計算機など、視覚障がい者の方々が用いる様々な道具類を見せていただいた他、最新の放射線測定器も見せていただきました。2日前に入手されたばかりという放射線測定器は、放射線の空間線量を音声で知らせていくれるという機械で、福島県の視覚障がい者の方々には特に必要性の高い機械であると感じました。
最後に塩田先生から、「ひとりの命の重さ」を忘れないでほしい、「ノーマライゼーション(障がい者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方)」という考えの大切さについて、「人と比べないこと」(他人と比べるのではなく、自分自身と比べよう)、という3つのことを教わりました。
子どもたちからは、「料理はどうやって作られているのですか?」「エレベーターやエスカレーターは乗れるのですか?」「雪道や凍った道はこわくないですか?」などの質問が出るなど、関心の高さがうかがえました。
今後、塩田先生から学んだことを元に、4学年は「福祉」についてさらに広く、深く学んでいく計画です。