斜め読み 読書の秋
- 公開日
- 2012/11/06
- 更新日
- 2012/11/06
行事風景
読書の秋。子どもたちは、日頃にもまして、読書活動に取り組んでいます。
先日も、「十五少年漂流記」、「海底二万里」などの大作を読み切ったお友達に、司書補の齊川先生手作りの卒業証書が校長先生から手渡されました。
読書の方法は人さまざま。
最近では、ドラマやアニメがノベライズされたりといった本も多くあります。どこを糸口にしてもいいので、読書の世界に入り込んでみてはどうでしょう。
卒業証書を頂いたお友達が読んだ本は二冊とも150年くらい前に書かれた作品で、作家が同じですよ。特に「海底〜」は、現在、NHKで再放送されている「不思議の海のナディア」の原案作品。そして、その制作に携わったスタッフは、現在のアニメ界でも先端を走る人々。そういえば、ディズニーシーにも、同じ名前のアトラクションが・・・。
本の”腰巻”や、映画やドラマのエンドロールなどには、思わぬ発見も隠されているものです。
さあ、二冊の本の作家、再放送作品のスタッフから、150年にもわたる壮大な物語の謎解きをはいじめてみても楽しいのでは。
本が、エンターティメントの中核をなす、いかに重要なメディアかが実感できる秋となりますように。